死後の世界は図のようにいくつもの階層に分かれており、生前の意識段階(目覚め度合い)によって、行き先が決まってきます。
この世(地上世界)とあの世の特に幽界とアストラル界は非常に密接に関わっていて、そこにいる存在(霊)たちから多くのコントロール(憑依)を受けているのが現状です。
憑依といっても昔のように明らかに人格を乗っ取られる状態ではなく、同じ波長を持った人間をターゲットにして遠隔で思考や感情をコントロールするのです。
今は自尊心を満たしたい霊が増えています。
この世で成功したい!注目されたい!評価されたい!共感してもらいたい!
多くの人が願っていることですが、最近の霊も同じなのです。
これは非常に幽界(低アストラル界)と共鳴する波動です。
流行の願望実現系の教えはまさにこの低アストラル界と共鳴しやすいのです。
アストラル界は4次元ですので、まだまだ眠った意識状態です。
どれだけ成功しようが、名声を得ようが、魂の成長がなかったため死後アストラル界で彷徨っている霊は本当にたくさんいます。
あの世では、自分と同じ波動の霊が集まっているので、この世と違って自分と違う考え方や違う人の生き方を参考にして自らを変容させていくのはとても難しいのです。
わたしたちの人生は今世だけではありません。死後もずっと学びが続いていきます。
そのためにこの現世でどれだけ感情や観念から自由になっていくかが、死後に自分が行く世界を決めるだけでなく、今世においてもあなたが高次元からサポートを受けるのか、あるいは低次元の存在の憑依を受けるのかを決めていきます。